料理が出来上がって、味を見てみたら味付けが薄かったりする事よくありますよね。
私もよく、味の薄い料理を作ってしまって、失敗したな・・・と思う事が多くあるんですよ。
でも、味が薄い場合には、実はいくらでも修正することは可能です。
大体は、お家にある調味料を使ったり、ちょっとした工夫をするだけでしっかり味の美味しい料理に修正することができますよ。
今回は、よく失敗する事のある料理別にリカバリー・修正する方法をご紹介します!
炊きこみご飯の味が薄い時!
炊きこみご飯は、炊きあがる前に味を見てもよくわからなかったりするので、炊きあがってから、味をみたら「薄い・・・」という事はよくあるんじゃないでしょうか^^;
そんな時に味を調整するのにおすすめなのは「塩」です。
お塩はもともとの味を引きたたせてくれるものなので、炊きこみご飯にもパラパラとかけて混ぜれば、味の調整が可能です!
他には、「醤油」も手っ取り早くおすすめです^^
醤油は少量回しかけて、混ぜたら炊飯器でしばらく蒸らします。
少量ならべちゃっとする事もなく、炊きこみご飯の味を調整する事が出来ますよ。
◆その他にも炊きこみご飯の味のリカバリ方法はたくさん!
【炊き込みご飯の味薄い!という時の修正・調整方法!】
肉じゃがの味が薄い時!
肉じゃがも味が薄かったり、味がなかなか染みなかったりと、難しい料理のひとつです。
肉じゃがの煮汁自体が薄い時にプラスするおすすめの調味料は「すき焼きのタレ」
すき焼きのタレは肉じゃがに必要な調味料が全部入っているので、手軽に味の調整が出来ます。
煮汁の味は大丈夫なのに、具材になかなか染みないという時は、肉じゃがが冷めるくらいの時間をしっかりと置く事です。
時間を置く事で、しっかりと具材に味が染みますよ^^
◆調整しすぎて味付けに失敗した時にも↓
【肉じゃがの味が薄い時に濃くする方法!何か足りない・染みない時も!】
味噌汁が薄い時!
味噌汁も出来上がってみると、何か足りない!という事ありますよね~。
後、作ってみたら意外と味噌の残りが少なくて足りなかった・・・とかもありませんか?
そういう時におすすめなのが、「醤油」
醤油は味噌と同じような作り方と原料なので、味噌汁に入れても違和感なし!
むしろコクが出ておいしくなるんですよ^^
粉末だしを使っていて、だしの風味が飛んでしまっている場合は最後に粉末だしを足す事で、風味をプラスする事ができますよ。
◆味噌汁のリカバリーについてもっと詳しく!↓
【味噌汁が薄い時はどうする?味噌がない場合にもおすすめ!】
カレーの味が薄いとき
カレーを作ったときに、なぜか水っぽく味が薄くなってしまったという場合もありますよね。
実は、カレーが薄い時には、いろんな身近な調味料を使うことができます。
例えば、私のおすすめは、『醤油』『ケチャップ』『ソース』です。
どのお家でも冷蔵庫にあるんじゃないでしょうか。
これを小さじ1から足して味をみてみましょう。一種類でもだけ足すのでもいいですが、私は、3つとも入れます。
ケチャップはトマトの甘みと旨み、ソースはいろんな野菜や果物の旨みがはいっていてカレーにピッタリ。
醤油もコクをプラスするのに少しだけ足します。
これだけで、薄くて物足りないカレーもおいしくなりますよ。
他にもいろんなものが使えるので、ぜひ参考に↓
【カレーの味薄い時の対処法!水っぽい時やとろみが出ない時に】
煮物の味が薄いとき
煮物の味が薄い時の原因は3つ。
・煮込みが足りない
・調味料が少ない
・短時間で仕上げようとしている
煮込みが足りないと、汁にが具材に絡みにくく、味の薄い煮物になってしまいます。
具材に味がしっかり染みこまない時は、一旦冷ますことで、味が染みやすくなるので、時間があるなら一旦冷ましておいておきましょう。
煮汁自体の味が薄い時は、調味料をプラスして、さらに煮込めば、美味しい煮物になりますよ。
↓詳しいやり方はこちら↓
【煮物の味が薄い時や味が染みない時の対処法!簡単に味が決まる】
ビーフシチューの味が薄い時
ビーフシチューは、ルーを使って簡単に作る場合や、デミグラスソースを使った本格的な作り方をする場合があると思います。
どちらで作った場合でも、水分が多くなってしまって、味が薄くなることがあります。
その場合は、まずはしっかりと煮込みましょう。
水分が多いと、どうしても味が薄くなります。
しっかりと、時間をかけて煮込み、水分をある程度飛ばすことで、味がしっかりとしてきます。
水分量は多くもないのに、味が薄い場合は、調味料を足します。
コンソメを入れたり、ケチャップとソースを混ぜたものをプラスするだけでも、十分味がしっかりします。
そのほか、隠し味を入れて、味をより美味しくする方法もありますよ。
↓詳しくはこちらで↓
【ビーフシチューの味が薄い時や水っぽい時に足す調味料はコレ!】
角煮の味が薄い時
角煮の味が薄い時は、そもそも、煮汁の味が薄い場合が多いです。
お水をたくさん入れるようなレシピだと、なかなか味がつきません。
そのときは、水以外の調味料を同量の分量で混ぜたものを、少量ずつプラスしましょう。
そうすることで、煮汁の味を濃くすることができます。
また、もっと手っ取り早いのは、煮汁にとろみをつけて、お肉に絡ませる方法です。
時間のないときは、その方法もおすすめです。
↓詳しいやり方はこちら↓
【角煮の味が薄い!味がしみない・色が薄い時の簡単な対処方法】
ミートソースの味が薄い時
ミートソースの味が薄い時に手っ取り早く味を濃くしたい場合はコンソメを足してみるといいです。
他には、ソースやケチャップなどの野菜の旨みが詰まった調味料を足してみましょう。
そうすると、味がしっかりとまとまってきます。
酸味が強い時は、砂糖や蜂蜜を少量入れると、酸味がやわらぐので、おすすめですよ。
他にも、ハーブなどで香りをよくすれば、風味がよくなり味の薄さを感じなくなるので、お家にあるハーブを使ってみるのもおすすめです。
↓ミートソースに合う詳しい調味料はこちら↓
【ミートソースの味が薄い時に足す調味料!濃くする方法とコツ】
ペペロンチーノの味が薄い時
ペペロンチーノはシンプルな材料で作るシンプルな味付けの料理なので、味が薄くなってしまうことも多いと思います。
まず、初心者さんで、手っ取り早くペペロンチーノの味を濃くしたいなら、ウェイパーやコンソメなどの化学調味料を使いましょう。
少しプラスすることで、簡単にしっかり味の美味しいペペロンチーノになります。
あまり化学調味料を使わずに、王道の材料だけで美味しく作りたい場合は、作り方に注意が必要です。
ペペロンチーノで一番大事なのは「乳化」この作業がしっかり出来ているかどうかで味が変わります。
↓詳しくはこちらで解説しています↓
【ペペロンチーノの味が薄い!味付けのコツと味変におすすめ調味料】
唐揚げの味が薄い時
唐揚げを揚げた後に、味が薄い事に気づいてしまった場合は、後から味付けをプラスする方法があります。
私のおすすめは、色んな唐揚げに合う調味料を用意して、みんなそれぞれ好きな調味料を付けながら食べるのがおすすめです。
マヨネーズや醤油、レモンなど、結構、唐揚げに付けると美味しい調味料って多いんですよね。
あまりそういう事はしたくないという場合は、ボールに少量のポン酢か醤油を入れて、揚げたての唐揚げを入れます。
ざっくりと混ぜれば、味の薄い唐揚げも、衣にしっかり味がつくので美味しく食べられますよ。
そのほか、アレンジして食べたり、おすすめの調味料や調理法をご紹介していますので、気になるかたは別記事へ^^
↓詳しくはこちら↓
【唐揚げの味が薄い時にあとから味付けして美味しくする方法】
チャーハンの味が薄い時
チャーハンの味が薄い時に入れるのは、中華だしがおすすめです。
ウェイパーや鶏ガラスープの素があれば、しっかり味の本格的なチャーハンの味になります。
そのほかにも、冷蔵庫にあるソースや焼き肉のタレなどを使って美味しく作る方法もあります。
ソースや焼き肉のタレにも美味しい調味料がたくさん入っていますし、使うだけで美味しいチャーハンになりますよ。
他にもたくさんおすすめの調味料や味がしっかり出る具材なんかもあります。
↓詳しくはこちらでご紹介しているので、チェックしてください↓
【チャーハンの味薄い時に足すおすすめの調味料!手軽で美味しい】
ご飯が硬いとき
ご飯もうっかり水分量を間違えて炊いてしまったりして、炊きあがると硬いなぁと思う事ありますよね。
少し硬い場合は「日本酒」を1合につき小さじ1を振りかけて、混ぜてから炊飯器で蒸らせば、ちゃんとやわらかいご飯になりますよ^^
1合分くらい水が少なく炊いてしまって、芯が残っている!というくらい硬いなら、お鍋に沸かした1合分のお湯にご飯を投入して、ザッと混ぜたら炊飯器で保温して蒸らしましょう。
それだけでしっかり柔らかいご飯になってくれます^^
ご飯が硬いのは水分量が足りない、蒸らしたりないという事もあるので、水分量が足りない場合は水分を足して蒸らす。
ただ蒸らしたりない場合は、15分以上は蒸らしてみて下さいね。
◆レンジでも簡単リカバリー!リメイク方法も↓
【ご飯が硬いときの復活方法!柔らかくするには?リメイクも!】
まとめ
料理には失敗もつきものです。
ただ、失敗したからといって、まずいまま食べるのも、捨ててしまうというのももったいない!
濃い味で失敗するよりも、薄味でしっぱいするほうが、いくらでも取り返しがつくので、慌てずに、少量ずつ調味料をプラスしてみたり、時間をおいて煮込んでみたりしてくださいね。
薄味に出来上がったからこそ、アレンジ料理には使いやすいですし、好きな調味料をプラスして美味しく食べるというのも一つの方法です。
せっかくなので、いろんな工夫をして、美味しいご飯にしてくださいね。
コメント