大学の入学に際して、親戚や知り合いの方からお祝いを頂いた場合、感謝の気持ちをお礼状にして送りたいですよね。
もう大学生ということで、少し大人っぽい文章で、きっちりしたお礼状を書けるといいですね。
でも、かしこまった文章を書く機会はこれまでなかったと思いますし、どういう風に書けばいいかわからない!という方も多いと思います。
そこで今回は、大学生になる本人が入学祝いのお礼状を書く場合の例文をご紹介します。
いろんなパターンでご紹介しますので、ぜひ参考にして少しアレンジして使ってみて下さいね。
大学生の入学祝いのお礼状の書き方
入学祝いのお礼状に書く内容は以下です。
2.入学祝いのお礼
3.大学生活などの近況
4.相手を気遣う結びの言葉
せっかくのお礼状ですので、まずは季節の挨拶を入れてかしこまった感じの導入文にしてみるのがおすすめです。
よく会ったり連絡をとっている祖父母さんなど、仲のいい関係で、あまりかしこまりすぎるのもなぁ・・・という時は、簡単に書くか省いてしまってもかまわないと思います。
その場合は、かしこまった季節の挨拶よりも、今の近況を少し詳しく入れてあげる方が喜ばれるでしょう。
お礼状なので、最低限頂いたもののお礼の気持ちが伝えられればOKです。
最後には、相手を気遣う言葉を一言入れておくと完璧ですよ。
入学祝いのお礼状の例文で大学生の場合
それでは、例文をいくつかご紹介しますね。
相手との関係によってかしこまり度も違ってくると思うので、参考にして下さい。
親戚の人宛にお礼状を書く場合
まずは、関係性の近い叔父・叔母・祖父母などの親戚にお礼状を書く場合におすすめの例文はこちら!
季節の挨拶は、挨拶状を出す時期に合うものを選んで下さいね。
例文1
すっかり春めいてまいりましたが、○○叔父さんはいかがお過ごしでしょうか。
先日は、私の大学入学にあたりお祝いを頂きましてありがとうございました。
おかげさまで、○月○日には入学式に無事参加することができ、慣れないながらも大学生活をスタートさせています。大学の4年間で○○学をしっかりと学び、立派な社会人になれるよう頑張ります。
花冷えの季節、どうかお体にはお気をつけて下さい。
例文2
春風の心地よい季節となりましたが、お元気でいらっしゃいますか。
このたびは、私の大学進学のお祝いを頂きまして、ありがとうございました。
頂いたお祝いは、大学生活に必要なものを揃えるために大切に使わせて頂きます。
大学生活には、まだ慣れないことも多いですが、毎日が新鮮で楽しく通っています。
これから4年間、色んなことを経験し勉強にも励みたいと思います。
過ごしやすい季節になってきましたが、お体には気をつけてお過ごし下さい。
例文3
寒さの中に春の気配を感じる頃となりましたが、お変わりなくお過ごしでしょうか。
先日は、私の大学入学に際して、たくさんのお祝いをお送り頂きありがとうございました。
今は春休み中で、受験からも解放され友達と遊んだりしてリフレッシュしているところです。
入学式は○月○日の予定で、これから始まる大学生活を楽しみに準備もしています。
また落ち着いたら、ぜひこちらにも遊びに来て下さい。お会い出来るのを楽しみにしています。
まだ少し寒い日もありますので、どうぞご自愛下さい。
例文4
桜の花が待ち遠しく感じる毎日ですが、そちらはいかがお過ごしでしょうか。
このたびは、私のために心のこもったお祝いを頂きありがとうございました。
これから大切に使わせて頂きます。
4月からの大学生活はコロナ渦ということもあり、少し不安に思うこともありますが、新しい環境や出会いを大切に有意義な大学生活が送れるようにしたいと思っています。
これから暖かくなりますが、コロナも油断が出来ない状況ですので、くれぐれもお体にはお気をつけて下さい。またお会い出来る日を楽しみにしています。
例文5
こちらでは桜の花も散り葉桜の季節となりましたが、そちらの地域はいかがでしょうか。
先日は入学祝いを送って頂き、ありがとうございました。
おかげさまで、入学式も無事に終え、大学生活をスタートさせることが出来ました。
新しい友人もでき、毎日充実した生活が送れています。
これから大学で色んなことをたくさん学んでいきたいと思っています。
落ち着きましたら、またあらためてご挨拶に伺います。
どうぞ、お体には気をつけてお過ごし下さい。
普段からよく連絡を取る仲のいいおじいちゃん、おばあちゃんになら、もっとくだけた感じでもいいでしょう^^
お礼状ということで、簡単にくだけた感じでもいいので、初めに季節を感じる言葉と最後には相手を気遣う言葉だけは入れておくと、それっぽくなります^^
例文6
こちらは家の近くの桜が満開ですが、そちらはどうですか。
先日は、大学入学祝いを頂きありがとうございました。
大学で必要なものを購入するのに、大切に使わせて頂きます。
4月○日に大学の入学式も終わって、授業もスタートしました。
高校では習ったこともない科目の勉強がたくさんあって、とても新鮮で楽しいです。
学食もあって、そこのからあげ定食が美味しくて、毎日のように食べてます!
また夏休みなど長期のお休みの時には、遊びに行くね。
まだ朝夜は肌寒い日もあるので、体調には気をつけてお元気で過ごしてください。
お礼状でかしこまった文章の例文
両親の知り合いなどで、自分はあまり直接関わったことのない人からのお祝いの場合は、もう少し堅い感じで書きたいこともあると思います。
その場合の例文はこちら。
拝啓 春暖の候、皆様お変わりなくお健やかにお過ごしのことと存じます。
このたびは、私の大学入学に際しお心遣いを頂き、誠にありがとうございました。
先日、無事に入学式を終え、大学の授業も始まり、新しい生活にも慣れてきました。
これから大学で4年間、たくさんのことを学び、立派な社会人になれるよう励みます。
春爛漫の季節、皆様のますますのご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
敬具(右寄せで書く)
ちなみに、『~の候』というのも、その手紙を出す時期によってかわります。
例文の『春暖の候』は3月の下旬~4月に使う時候の挨拶ですので、時期が違う場合は、別の時候の挨拶を使いましょう。
拝啓と敬具はセットなので、書き出しを『拝啓』とした場合は、最後に必ず『敬具』は入れて下さいね。
『敬具』は最後に改行して右寄せで書きましょう。
まとめ
大学の入学祝いを頂いた時のお礼状の例文をご紹介しました。
季節の挨拶を初めに入れて、最後には相手を気遣う言葉をつけるだけで、少し丁寧な感じになりますので、ぜひ使ってみるといいですよ。
季節の挨拶は、手紙を送る時期に合うように書くことだけ気をつけて下さいね。
あとは感謝の気持ちと最近の近況を例文を参考にしながら自分の言葉で入れてみてください。
お手紙で相手の近況が知れるというのは、読む側も嬉しいことだと思うので、ぜひ色々と報告も入れてみましょう!
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