ペペロンチーノはレシピ通りに作っても、なぜか味がいつも薄くて物足りないと感じている人も多いんじゃないでしょうか。
私もその一人でした。
ちゃんとレシピ通りに作ってるのに、どうしても味がぼやけている感じ。
味の決め手となるものがなくて、美味しくないんですよね。
でも、実はちょっとだけ他の調味料を加えるだけで、誰でも簡単にしっかり味のペペロンチーノを作る事が出来るようになるんですよ。
今回は、ちょっと加えるだけでペペロンチーノがしっかり美味しくなる調味料と、ペペロンチーノの味付けのコツをご紹介します。
覚えれば簡単なので、ぜひやってみてくださいね。
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ペペロンチーノの味が薄い時にプラスする調味料
ペペロンチーノのソースを作っている時に、味が薄いと感じたときには、少しだけ調味料をプラスしましょう。
それだけで、物足りなかった味もしっかりとした味付けのペペロンチーノになります。
・味の素 数振り
・コンソメ 小さじ1
・味覇(ウェイパー)小さじ1
・鶏ガラスープの素 小さじ1
味の素なら、パスタとソースを絡める時点で数振り以上入れて味を調整します。
その他のものは、油とゆで汁を乳化させる時点で一緒に入れて、溶かせばOKです。
コンソメや鶏ガラスープなどの中華だしの素は、常備しているお家も多いですよね。
ソースの時点では、濃いめの味に感じるくらいに調整しておくと、パスタと絡めた時にちょうどよくなりますよ。
ペペロンチーノの味付けのコツ
先ほどご紹介した調味料をプラスすると、味の決め手となり誰でも簡単にしっかり味のペペロンチーノを作る事が出来ます。
でも、そんな化学調味料を入れなくても、レシピでは大体「塩、にんにく、オリーブオイル、鷹の爪」これだけで美味しく出来るって書いていますよね。
それだけの材料で、美味しく味付けをするには、実はコツがあります。
次回から作る時の参考にしてください。
ゆで汁の塩加減に気をつける
どんなパスタを作る時もそうですが、パスタを茹でる時の塩加減は、パスタの味を決めるのにとても重要です。
パスタは茹でる時に、お湯を吸うので、しっかりと塩味のついたお湯で茹でると、パスタにも自然と塩味がつきます。
基本の塩の量は、お湯の量の1%分の塩を入れるといいと言われています。
2Lのお湯で茹でるなら、20gの塩を入れることになります。
味見をしてみると、スープくらいの塩加減になっていると丁度いいです。
これだけで、パスタ自体にしっかりと味がつくので、ソースに塩をたくさん入れなくてもしっかりと味を感じる事ができます。
にんにくを焦がさないようにする
ペペロンチーノを作る時に、オリーブオイルににんにくの風味を移しますよね。
その時に、にんにくを焦がさないようにしましょう。
オリーブオイルと、にんにくを入れてから、フライパンに火をかけます。
先に火をつけると必ずにんにくは焦げてしまうので、「火をつけるのは後」と覚えておきましょう。
また、しっかり風味を付けるには、生のにんにくを使うのが一番です。
フライドガーリックでもいいですが、生じゃない分、すぐ焦げますし、生とは風味が違います。
どうしてもニンニクをすぐ焦がしてしまう人は、にんにくをみじん切りにせず、1かけを押しつぶしたものを2~3個入れて、じっくり弱火で火を通すようにします。
ほくほくのにんにくも食べられますし、焦げにくくオイルにニンニクの風味もしっかりと移せますよ。
鷹の爪も、すぐ焦げるので、ニンニクの風味がオイルに移ってから入れてもOKです。
ソースの乳化をする
「オイルにパスタのゆで汁を入れる」という工程が必ずありますよね。
このゆで汁とオイルがしっかりと混ざり合って白く濁った状態になるのが「乳化」です。
乳化させるには、ゆで汁を入れた時点で、フライパンをしっかりとくるくる回しながら、油とお湯が混ざり合うようにします。
白く濁った状態になれば、乳化がうまくいった状態です。
この乳化の作業がうまくいくと、ソースにトロミが出てパスタとしっかり絡むので、ペペロンチーノの味もしっかりわかるようになります。
また、ゆで汁に入れた塩もここでソースにプラスされることになるので、塩分がプラスされてさらにしっかりした味になります。
オイルに足すゆで汁の量は、オイルとゆで汁が1:1になる分量がいいと言われていますよ。
この3つのコツをしっかりと守って作れば、最後に塩胡椒をプラスするだけで、化学調味料をいれなくても、美味しいペペロンチーノになっているはずです。
ただ、うちの夫もそうなんですが、普段からファストードばかり食べていたり、家のご飯でも濃い味付けを好むような人は、濃い味や化学調味料に慣れてしまっているので、どうしても薄味に感じることも。
そんな場合は、もう先ほど紹介した旨み調味料や中華だしをプラスするしかないと思います。
ペペロンチーノの味変をする時
ペペロンチーノをすでにお皿に盛り付けてしまって、食べてみると味が薄かった時もありますよね。
あとは、冷凍食品やレトルトのソースのペペロンチーノを食べるとコレ味薄い・・・となる場合。
そういう場合は、お家にあるものをプラスして味を濃くしたり、味変をしてしまいましょう。
・バジル
・粉チーズ
・フライドオニオン
・ガーリックフライ
・塩
・味の素
・マヨネーズ
・醤油
バジルやフライドオニオン、ガーリックフライ、粉チーズは、風味をプラスするのにピッタリです。
ふりかけるだけで簡単なので、手軽に旨みと風味をプラスすることができます。
塩と味の素は後から振りかけて混ぜても、調理の段階で混ぜるのとそう変わらないので、味が薄い時に少しプラスするのにちょうどいいです。
マヨネーズはコクをプラスすることができますし、醤油とにんにくの相性もいいので、ペペロンチーノに少しプラスしてもおかしくはなりませんよ^^
ペペロンチーノを作っている段階で、ちょっといつものペペロンチーノとは違うものが作りたい時は、具材をプラスしましょう。
・ソーセージ
・アンチョビ
・えび
・しらす
・キャベツ
・ブロッコリー
・アスパラ
・ネギ
・きのこ
このあたりの具材をプラスして入れてみると、いつもとは違う味のペペロンチーノが楽しめますし、具材がある分、味もしっかりします。
隠し味として、レモン汁やブラックペッパーなどをプラスするのもアリですよ。
まとめ
ペペロンチーノの味が薄い時は、味の素や中華だし、コンソメなどを少しプラスして入れましょう。
それだけで、ぼやけていた味もしっかりと決まりますし、コツもなにもなくても簡単に美味しいペペロンチーノになります。
あまり化学調味料を使いたくない場合は、ご紹介した3つのコツをしっかりと守って作るようにしてみてください。
何度か作っているうちに、満足のいく味が出せるようになりますよ^^
市販のペペロンチーノや調理後に味が薄いと感じて、味の調整が難しい場合は振りかけるだけでいいバジルやフライドオニオンなどを使って見るといいですね。
いつもと味を変えてみたい場合は、具材をプラスするだけでも、十分味が変わるので、ぜひ試して見て下さいね。
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