煮物を作っている時に具材も柔らかくなったし、これでいいかな?と味見をしてみると、全然、味が染みていないという事ありますよね。
色もみるからに薄くて、味が薄いし、なんだかおいしくない・・・。
失敗かなと思ってしまうかもしれませんが、大丈夫です。
そこから、しっかり対処すれば美味しい味が染み染みの煮物になりますよ。
今回は、煮物の味が薄い時の対処法をご紹介します!
ちょっとした事で、ちゃんと美味しい煮物になりますので、諦めずに手直ししてくださいね。
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煮物の味が薄い時
煮物の味が薄い時に出来る方法は、3つです。
状況に合わせて、やってみてくださいね。
時間をおいて冷ます
煮汁の味がしっかりしているのに、なかなか具材に味が染みこまない時は、少し時間を置いてみましょう。
野菜などの具材は、煮ているときは、水分が外にでていくのですが、冷めてくると逆に水分が具材に戻ります。
冷めることで、煮汁がしっかりと具材に染みこむので、冷めるまで時間をおいてください。
2日目の煮物は、味が染みて美味しいというのは、みんなよく知っていることだと思います。
それと同じで、一度冷ましておくというのは、煮物の味を濃くするのに有効な方法です。
私は、煮物やおでんなど味をしっかりと染みこませたい時は、その日の午前中に作って、夜までおいておきます。
そうすることで、夜にはしっかり味の染みた煮物が食べられるんですよ^^
煮汁を少なくする
煮物を作っているときに、野菜などから水分が出てしまって煮汁の味が薄まってしまうということもあります。
特に、水分が多くでる葉物野菜などが入る時は、初めは少し味が濃いかな?くらいで調節してしまってもかまいません。
野菜などからでる水分で煮汁が薄くなっている場合は、鍋の蓋は開けたまま弱火でコトコトと煮汁が少なくなるまで煮ましょう。
煮崩れが気になるものは、一旦取り出しておいてもかまいません。
煮汁が少なくなることで、汁にとろみや照りが出て、具材にもよく絡むので、美味しい煮物になります。
調味料を足す
煮汁の味が薄い時は、調味料をプラスして調節してもOKです。
醤油:みりん:酒を1:1:1で混ぜ合わせたものを、少量ずつ足して様子を見ます。
甘めが好きな方は、プラス砂糖も。
調味料を少し足したら、弱火でしばらく煮込めば、OKです。
料理が上手な人は、味見をしてみて、「砂糖が足りないかな?」とか「醤油をちょっと足そう」というのでもいいと思います。
でも、初心者の方は、調味料を全部同じ分量で混ぜたものをプラスする方が失敗が少ないです。
バラバラに入れていくと、味のバランスがとれなくて、どんどん調味料を追加することになり、結局よくわからない味になってしまいます。
簡単に味が決まる調味料
煮物の味が決まらない場合は、市販のタレに頼るのもおすすめです。
市販のタレなら、分量通りの水と一緒に入れれば、それだけでバッチリ味が決まります。
・めんつゆ
・白だし
煮物だと、このあたりのものを使う人が多いと思います。
私も、煮浸しを作るときは、「めんつゆ+砂糖+水」でパパッと作ったり。
簡単なのに、めちゃくちゃ美味しく出来るんですよ。
甘辛いしっかりした味の煮物には、すきやきのタレもおすすめです。
牛肉とゴボウのしぐれ煮とか、肉じゃがとかも簡単に味が決まって間違いなく美味しい煮物になりますよ。
白だしは、上品な味の煮物を作る事ができます。
煮物以外でも、だし巻き卵やお吸い物、浅漬けに使うことも出来て、かなり万能ですよ。
まとめ
煮物の味が薄い時に出来る対処方法3つをご紹介しました。
時間があるときは、ゆっくり冷まして味を染みこませるのが一番です。
出来れば、次からは午前中や前日に作っておくと、確実に美味しい煮物を食卓に出す事が出来ます。
具材から水分がたくさん出てしまったり、元々調味料が少なめだったりして薄味の場合は、調味料を少しずつ足しましょう。
めんつゆやすきやきのタレなどを少量ずつ足していって、味を調節してみましょう。
調味料を足したら、その後もコトコトと煮込んで味を染みこませるようにして下さいね。
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