年賀状や暑中見舞いなど季節の節目でハガキを送りますが、このハガキの裏表ってどっちがどっちだかよくわからないですよね。
今回は、はがきの裏表についてと、裏面、表面の書き方について詳しく解説します!
他の裏表がわかりにくいものはこちらで確認!↓
【これの裏表はどっち?裏表がわかりにくいものまとめ!】
はがきの裏表はどっち?
はがきの表面は、相手の住所や名前を書く面です。
郵便番号欄が書いてあったり、切手を貼る場所がある面ですね。
ポストカードなんかでは、この表面に文章を書く場合もあります。
年賀状ソフトなんかでは、「宛名面」と呼んだりもします。
はがきの裏面は、絵や写真、文章を書く面の事をいいます。
年賀状作成ソフトなどでは、裏面の事は、「通信面」とか「文面」と呼ぶ事もあるので覚えておくとスムーズに作業に入れますよ^^
ハガキの裏表は縦横を合わせる
ハガキは、文章や宛名を縦書きにする事も、横書きにする事も出来ます。
基本的に、目上の方や取引先の人には縦書きで書きます。
親しい間柄の人や友達などには、横向きで書くのもOKです。
気を付けるのは裏表で縦書きか、横書きかを合わせる必要があります。
裏面(文面)を横書きで書いた場合は、宛名・住所も横書きで書きます。
裏面を縦書きで書いた場合は、宛名と住所も縦書きになるので覚えておきましょう^^
横向きで書く場合のハガキの向き
ハガキを横向きにして書く場合、ハガキの上下が分からなくなりますよね。
ハガキを横向きにする場合は、表面を縦に置いた時に、左側(切手側)の側面が上に来ます。
裏面を横向きにしたときに、透かして見ると左側に郵便番号欄が来るようになりますよ^^
詳しくはこちら↓の記事でご説明していますので、確認してみて下さいね。
【ハガキの横向きの上下はどっち?横書きの宛名の向きと住所の書き方!】
表面の宛名の書き方
表面には相手の住所と名前を書きますが、なるべく相手に失礼のないように書きたいですよね。
宛名書きで気を付ける点をまとめましたので、チェックして下さいね^^
住所の書き方
住所を書く場所は、郵便番号欄の右2つの枠の中心に合わせて書くとバランスよくキレイに見えます。
住所を書くときに、特に目上の方や取引先などに送る場合に気をつけたい点は下記の通り。
・相手が他県の場合は都道府県から記載
・数字は縦書きの場合は漢数字を使う
・住所、ビル・マンション名は省略しない
郵便番号があるので、都道府県を書かなくても届きますが、他県の場合は都道府県からしっかり書いておきましょう。
数字は、縦書きの場合は漢数字、横書きの場合は算用数字でOKです。
ビル名やマンション名なども部屋番号だけ書いていても届きますが、失礼な印象を与えてしまう場合もあるのでわかる場合しっかり書いておくほうがいいですね。
名前の書き方
相手の名前を書く時は、はがきの中央に住所より大きめの字で書きます。
敬称は、基本的には「様」を使います。
学校の先生や弁護士の先生など、「先生」と呼ばれる職業の方に送る場合は敬称は「先生」となります。
とても親しい場合は、「様」としても大丈夫です。
ただ、例えば相手の職業が小学校の先生だけど、自分は生徒ではないなどという場合は敬称は「様」です。
相手との関係性によって変わるので注意してくださいね。
ちなみに「殿」は自分よりも目下の人に付けるものなので、目上の方には使いませんし友達などにもあまり使いませんね。
小さい子供宛てには「ちゃん」や「くん」を使ってもOKです。
取引先など会社宛ての場合
ややこしいのは取引先の人や会社宛てに書く場合ですよね。
住所は、個人宛と同じように書きますが名前を書く場合が少しややこしいです。
まず、書く位置は社名や部署名と個人名を書く場合は、個人名がはがきの中央にくるように書くため、社名と部署名は中央より少し右側から書き始めましょう。
役職名は4文字以内であれば、名前の上に小さめの文字で書きます。
5文字以上と長いようであれば、名前の右側に小さめの文字で書きます。
敬称は、個人の名前を書く場合は、名前の後に「様」をつけます。
会社宛てで、個人名を書かない場合は会社名の後に「御中」をつけます。
敬称は、必ず一つで、個人名を書く場合に会社名や部署名の後に「御中」を付けることはしません。
例
○ △△△会社 △△部 部長 山田太郎様
× △△△会社 △△部御中 山田太郎様
× △△△会社 △△部 部長様 山田太郎様
また、社長や部長などの肩書に「様」を付けるのもNGです。
連名の場合
相手が複数で、連名で書きたい場合の敬称は、それぞれの名前を書いて、それぞれに敬称をつけます。
名字が同じ場合は、右側に書く人がフルネーム、左側に書く人は下の名前だけでOKです。
例:山田太郎様
花子様
家族が大勢の場合は、「山田家ご一同様」でもOKです。
連名の書き方で詳しくはこちら↓
【宛名を家族全員宛にしたい場合!多い時や女友達の時の書き方も!】
差出人の書き方
差出人は表面の左下、切手枠の下あたりに書きます。
差出人用の郵便番号枠の右端の線に合わせて住所を書きはじめます。
相手の住所と名前よりも小さめの文字で書くようにしましょう。
住所と名前の最後の文字の高さが揃っているとキレイに見えますよ。
ハガキでは差出人の住所と氏名は裏面(文面)に書いてもOKです。
裏面に書く場合は表面にも書くとくどいので、どちらか一方だけに書きましょう。
はがきのサイズと料金
はがきの料金は、2020年3月現在では全国一律63円です。
往復はがきの場合は126円となっています。
私製ハガキの場合でも、規定のサイズ内であれば、63円切手を貼れば送る事ができます。
規定のサイズを超えると「定形外郵便」の扱いになり料金が変わってくるので、注意が必要です。
ハガキのサイズと重さ
◆通常ハガキの場合
最大 長辺15.4cm×短辺10.7cm
最小 長辺14cm×短辺9cm
重さ 2~6g
ハガキの形は長方形の紙に限られています。
丸やハート・星型など変わった形のものの場合は定形外郵便として扱われます。
往復はがきの場合は、半分に折った状態で通常ハガキの規定内であればOKです。
◆往復はがきを広げた時のサイズ
最大 短辺15.4cm×長辺(10.7cm×2)
最小 短辺14cm×長辺(9cm×2)
重さ 4~12g
真ん中を折り曲げてないと、往復はがきとみなされないので、しっかり折っておきましょう。
まとめ
はがきの裏表は、相手の情報をしっかり書く宛名面が表。
自分の書きたい文章や絵などを書く方が裏となります。
年賀状作成ソフトを使う時やプリンター印刷するときなど、覚えておくと間違いが起こらないで済むのでぜひ覚えておきましょう!
特に表面ではいろんなマナーやルールがありるので、確認しながら書いてみて下さいね。
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