マジックテープの粘着力が落ちて、くっつかなくなってくることってよくありますよね。
靴や傘、洋服などにもよく使われていますが、他の部分はキレイでまだまだ使えるのにマジックテープだけがダメになって使えない・・・となると、とっても悔しい!
マジックテープさえ直せたら、まだまだ使えるものの場合は、しっかり直してまだまだ活躍してもらいましょう!
今回は、マジックテープの粘着力を復活させる方法とマジックテープを簡単に交換する方法を紹介します!
◆マスカラやボールペンなど他のものの復活方法↓
【まだ使えるかも!使えなくなった生活用品の復活方法!】
マジックテープの粘着力が落ちる原因
まずは、マジックテープの粘着力が落ちているのか?を確認しましょう!
マジックテープの粘着力が落ちるのには、以下の3つの原因が考えられます。
1.ゴミが絡まっている
マジックテープを使っていると良く見る光景ですが、このようにゴミが絡まっていると粘着力が落ちてしまいます。
2.ループが全部切れている
マジックテープには、ふわふわのループ面(メス)と触ると少し硬いフック面(オス)の2種類があります。
フック側で、ループをひっかけてくっつく仕組みになっているので、ループ面が切れて、ループになっていなければ引っかからずくっつきにくくなります。
こんな感じで、ふわふわに毛羽だってしまうとくっつきません。
新品のループ面は全く毛羽立っていません。
3.フックが伸びきっている
反対に、かぎ針のようになっているフック面のフック部分が伸びきってしまっている場合。
これではループ面にひっかかる事が出来ないので、くっつきません。
マジックテープの復活方法
どれが原因でくっつかないのかが分かれば、あとはそれに合わせて対処していきましょう!
ゴミが絡まっている場合
ゴミが絡まっている場合は、ゴミを取り除きます。
フック面にゴミがある場合
フック面にゴミが絡まっている場合に使えるものは
・ピンセット
・爪楊枝
・ガムテープ
・セロハンテープ
・歯ブラシ
これらを使ってゴミを取り除きます。
ピンセットでゴミをつまみだすか、歯ブラシで引っ掛けて取り出すのも簡単です^^
取りにくい場合は、ガムテープやセロハンテープなどでペタペタしてゴミをくっつけて取ります。
テープでペタペタするときは、あまり押さえつけすぎるとフックが潰れてしまう可能性があるので、優しく取り除いて下さいね。
ループ面にゴミが絡まっているとき
ループ面にゴミが絡まっている場合に使えるのは
・コロコロ(粘着テープ)
・くし
・ペット用ブラシ
コロコロが一番簡単ですが、くしやペット用ブラシで掻き出すようにして取る事もできます。
あまり力を入れてやるとループがちぎれてしまうので、優しく丁寧に取りましょう!
ループ面が切れている場合
ゴミを取り除いても粘着力が復活しない場合は、ふわふわのループ面がぼさぼさになっていないかチェックします。
出来れば、他の粘着力が弱っていないマジックテープのフック面とくっつけてみて、くっつかどうか確認してみて下さい。
これでくっつかなければ、ループ面が悪いため粘着力が弱くなっていると考えられます。
ループ面がダメになってしまっている場合は、もうすでに寿命です。
復活させる事はできません。
新しいものと取り替える必要があります。
ループ面を取り替える方法
傘の止める所のように、簡単に縫い付けられそうな物の場合は、マジックテープが縫い付けられてある縫い目を切って、新しく縫い付ければOKです。
マジックテープは100均でも手に入ります^^
大体、白と黒の2色は置いてあるので、ほとんどのものに対応できると思いますよ^^
問題なのは、簡単に縫い付けられそうにないものですよね。
これは、子どもの愛用しているお財布です。
子供靴とかもそうですが、簡単に縫い付ける事が出来ないものにマジックテープが使われている事も多いです。
でも、この場合でも、手芸用ボンドを使えば簡単に取り換える事ができますよ^^
1.まず、ふわふわしているループをハサミで切り取ります。
ぼさぼさ感がなくなればOKです。
ループを切った後は、コロコロなどの粘着テープで毛を取り除いておきます。
2.マジックテープを同じ大きさにカットして、ボンドで貼りつける。
結構、たっぷりとボンドをつけます。
洗濯バサミなどでしっかり押さえて、ボンドが完全に乾くまで放置します。
ボンドによって乾かす時間は色々なので、ボンドの説明を読んで下さいね。
3.完全に乾いたら出来上がり!
全く違和感ない仕上がりです^^
これなら、靴など縫うのが難しいものでも簡単に付け替えることができますよ^^
フック面が伸びきっている場合
フック面が伸びきっている場合も、取り換えるのが手っ取り早いです。
アイロンやドライヤーの熱でフックを曲げるという方法もよく聞きますが、アイロンでは高熱過ぎてすぐ溶けてしまい危険です。
ドライヤーの場合も、実験してみましたが、なかなか曲がる事はありませんでした^^;
かなり長時間やらないとダメみたいです。
という事で、取り換えてしまう方が手っ取り早く確実です。
こちらも、縫い替えられそうであれば、縫い付けるのが一番ですが、無理そうな場合は、ボンドでくっつけます。
フック面の場合は、フックを切るのは大変なので、もし縫い目をほどいてマジックテープをキレイに取れそうな場合はテープごと取ってから、新しいマジックテープをボンドでくっつけます。
縫い目をほどいて取るのも無理そうな場合は、タップリのボンドでフックを切らずにくっつけることもできました^^
あまりにフック面が分厚いようならループ面と同じようにある程度のフックを切って、平らにしてからタップリのボンドで新しいマジックテープをくっつけましょう。
フック面は切りにくいため、先のとがった細いハサミを使うとやりやすいです。
傘の紐のように、少しくらいマジックテープの場所が移動しても使えそうな場合は、元のマジックテープの横当たりにくっつけて使っても問題はありませんよ^^
マジックテープを長持ちさせる方法
マジックテープが使えるように復活したら、次は粘着力が長持ちするように気を付けて使うといいですよ^^
マジックテープを長持ちさせるには、3つ気を付ける事。
1.使わない時はマジックテープはくっつけておく
マジックテープが開いたままだとゴミや埃がついてしまいます。
使わない時もマジックテープをくっつけて置いておくことで、ほこりやゴミがくっつくのを防止する事ができます。
2.洗濯する時はネットに入れる
洗濯中もゴミや埃が付く可能性があるので、マジックテープをくっつけた状態でネットに入れて洗濯をします。
3.剥がすときは丁寧に
マジックテープを剥がすときに、ベリッと勢いよく剥がしがちですが、丁寧にはがすだけでも粘着面の劣化を遅らせる事ができます。
子供は特にベリッと勢いよくやってしまいがちなので、ループ面がぼさぼさになりやすいですよね・・・。
丁寧にゆっくり剥がすんだよ~と教えてあげるだけでも違うかもしれませんね^^
まとめ
マジックテープの復活方法をご紹介しました!
といっても、「ゴミを取る」ことをしても粘着力が復活しない場合は、マジックテープを取り換えるしかなくなりますが・・・。
ボンドがあれば簡単に取り換える事が出来るので、やってみて下さい^^
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